2020年2月3日から2020年3月31日までアジアのクリエイティブトーナメントubisum by ubiesの本選が開催されています!
2019年の11月に予選エントリーをしていたのですが、ありがたいことに本選に進出する100名の中に新レイヤが選ばれました。
ubisum by ubiesって何?
自らのニュアンスに主導権を。
ubisum by ubiesより
すべての人に投稿可能な作品レビューがカギを握る、アジアを舞台とした「越境」と「共創」のクリエイティブ・トーナメント「ubisum by ubies」
およそ一年に及ぶ戦いを勝ち上がり、新時代のレペゼンアジアの栄光を掴むのは誰だ。
「えっとこれはどういうシステムなの?」
とよく聞かれるので説明します。
アーティストがアジア各国のメンター(指導者)とタッグを組んで作品を制作して、一般投票レビューやリアクションによって勝ち進んでいくオンライントーナメントです。
つまり、ひとりひとりの投票レビューが決勝への鍵です。
アーティストは予選に選ばれた時点で、メンターとやりとりしながら新作を作り、本選で発表します。
本選に進出した100名の中から、決勝進出するのはなんと7人。
決勝進出したアーティストは、再び新作を制作して決勝に挑みます。
そしてグランプリが決まる。
…という、約一年に渡るトーナメントなのです。ひゃーーー。
作品制作のあれこれ
2019年の12月24日クリスマスイヴ!!
に本選進出の連絡が来て、嬉しいクリスマスプレゼントだわ!!と同時に頭を抱えました。
「製作期間、短いやん…?」
と。
ほぼ1ヶ月で新作5点まで制作…。
そして私は人間ラブドール作品で予選のエントリーをしていたので、本選でももちろんラブドールに関係する作品でいきたい。
なので年始早々に、人間ラブドール経験者限定で作品撮りの募集をかけました。
思ったより沢山の人間ラブドールちゃんが応募してくれました。
この時点で覚悟を決めて1月の半分を作品撮りに回すことに。
はるばる遠方から来てくださった人間ラブドールちゃんたちも…!!
本当にありがとうございました!!
メンターはシンガポールのフォトグラファー Aik Beng Chia
私を選んでくださったメンターは、シンガポールのフォトグラファーAik Beng Chia
一番最初に「まってなんで私を選んだん?」的なことを英語で質問しました。笑
本質的なことを見てくれるとっても愛のある人で、私は英語がわからないのですがグーグル翻訳、weblio翻訳をいったりきたり、きたりいったりしながら試行錯誤し、わからないところやニュアンスが大事な箇所はお友達に翻訳を頼んだりしながらメンタリングしていただきました。
めっちゃ濃い1ヶ月。
ubisum by ubiesにエントリーした最大の収穫は、彼と出会えた事です。
朝方までめっちゃチャットしたり、時には作品に関係なく思想の話や日常会話で盛り上がったりしています。
作品の提出が終わった今も仲良くさせていただいてます!
Aik Beng Chia Webサイトはこちら
Instagramはこちら
投票レビューを書いた人の中からレビュアーズグランプリや副賞も
なんと、投票レビューを書いた人の中からレビュアーズグランプリや副賞もあるそう!
受賞者には、ASIAN CREATIVE TOUR(20万円相当)や賞金3万円が贈られます。
レビューも表現のひとつなんですね…深い!
投票の仕方は、Twitterかfacebookでログインして登録すると、どなたでも投票レビューやリアクションができます。
作品に込めた想い
Aik Bengと選んだ5作品をエントリーしましたが、それ以上に沢山作品撮りをしました。
そしてその作品は、また違う展示でバババーンと公開されます。
ご協力してくれた人間ラブドールちゃんたち、本当にありがとうございます!
人とラブドールの関係性を題材にした写真作品。
ラブドールやラブドールに憧れる人を介して、人々の現代社会での多様な愛と心の渇きをあらわにする。
これが私の作品のテーマです。
人とラブドールの関係性をビッグフレームで考えていて、これは人間ラブドール製造所でいうところの「オーナー設定」や「ストーリー」に通じます。
展示作品は
①”Wanna be a lovedoll” ラブドールになりたい
ラブドールに憧れて、人間ラブドール製造所に訪れた”人間ラブドールちゃん”がテーマの作品
②”We are not slaves to the gene.” 私たちは遺伝子の奴隷ではない
ラブドール、ジェンダー、パートナー、愛があっても遺伝子が残せるとは限らない、多様な愛がテーマの作品
③“Role” 役割
ラブドールの特徴的な役割がテーマの作品
④”Family” 家族
ラブドールは家族になりえるか、ラブドールオーナーごとのラブドールとの関係性がテーマの作品
⑤”Rinne(read: Wrin-Neh)” りんね
私のラブドール、りんねとの関係性がテーマの作品
画像をクリックしたら英語訳のあとに日本語でも説明があるので、ぜひスクロールしてご覧ください。
私のエントリー作品はこちら
本選ラウンド進出者の作品一覧はこちら。
100人のアジアのアーティストの作品、お気に入りのアーティストが見つかるかも!
是非ご覧ください!
そして、私の作品が響いたら、是非一票のご協力をお願い致します。
アジアに広がれ、人間ラブドール!
提出した作品ではロケしてます。
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